マクロ政治データ分析実習

第1回 ガイダンス

(そん)  財泫(じぇひょん)

関西大学総合情報学部

2024-09-26

講義概要

講義概要

  • 講義日:木曜日 第4時限(14:40~16:10)
  • 場所:TC302教室(高槻キャンパス C棟 302教室)
  • 講義内容:社会科学のリサーチデザイン & Rを用いたデータ分析の基礎
    • リサーチデザイン
    • 統計的推論・仮説検定
    • 平均値の(差の)検定
    • 相関分析
    • 独立性の検定
    • 線形回帰分析
    • ロジスティック回帰分析
  • Rの使い方そのものについては解説しない。
    • Rの使い方は前期の「ミクロ政治データ分析実習」で解説済み
  • 前提知識: 前期の「ミクロ政治データ分析実習」を履修すること。
    • 未修の場合、{dplyr}、{tidyr}、{ggplot2}に関する知識が必要。
    • ブラインドタッチが出来ること。

講義内容

  • 第1回:ガイダンス
  • 第2回:リサーチデザイン(1)
  • 第3回:リサーチデザイン(2)
  • 第4回:記述統計
  • 第5回:統計的推定
  • 第6回:統計的仮説検定
  • 第7回:変数間の関係
  • 第8回:回帰分析(1)
  • 第9回:回帰分析(2)
  • 第10回:回帰分析(3)
  • 第11回:交互作用
  • 第12回:分析結果の可視化
  • 第13回:ロジスティック回帰分析
  • 第14回:期末レポートの執筆
  • 第15回:期末レポートの執筆

使用ツール: R

R/RStudioのインストール方法は紹介しない

  • 使用するR/RStudioはJDCat分析ツール
    • 使い方は「ミクロ政治データ分析実習」(前期)で紹介
    • 使い方の復習はサポートページの前期講義資料、教科書を参照すること
    • 「ミクロ政治データ分析実習」未修者の場合は速やかに宋に相談すること
      • 未修 & Rに慣れていない場合、相当の努力が必要
  • 期末レポートを除く課題は全てQuarto使用する。

R

RStudio

Quarto

【重要】前提知識

  • 前期の「ミクロ政治データ分析実習」が履修済みか、それに相当する知識を持っていること
    • 第4回(10月17日)からRを使用する。
    • 未修者の場合は10月16日まで、『私たちのR』を全て読むか、前期講義資料内容を全て習得しておくこと。
内容 『私たちのR』 「ミクロ政治データ分析実習」
データの入出力 第7、8章 第3回
データ型とデータ構造 第9、10章 第7、8回
Quarto 第24、26章 第5回
{dplyr}と{tidyr}を用いたデータハンドリング 第13、14、15、16、17章 第9、10、11回
{ggplot2}を用いた可視化 第19、20、21章 第12、13、14回


  • ブラインド・タッチが出来ること。
    • できない場合は、第4回まで習得しておくこと。
    • グーグルで「タイビング 練習」で検索

教科書・参考書

教科書

浅野正彦・矢内勇生. 2018.『Rによる計量政治学』オーム社.

参考書

  • 飯田健. 2013. 『計量政治分析』共立出版
  • 今井耕介 (著). 粕谷祐子・原田勝孝・久保浩樹(訳). 2018. 『社会科学のためのデータ分析入門(/)』岩波書店

副読本

Rの使い方については以下の本がおすすめ

評価

成績評価

  • 平常点(30%)
    • 欠席4回以上は評価の対象外(3回まで評価対象)
    • 欠席届を提出した場合は出席扱い
  • 課題(40%)
    • 課題は計4〜5回を予定
    • 3回以上未提出は評価の対象外(2回未提出までは評価対象)
    • 課題提出期限の延長はない (提出までの期間が長めであるため)
      • 提出期限は次回講義の前日23時59分まで
      • 期限内に提出できなかった場合でも宋に連絡する必要はない(どうせ延ばしてくれない)。
  • 期末レポート(30%)
    • 自分独自の問いを立て、その問いに答えるための過程と結果を記録したレポート
    • 未提出者は評価対象外
    • 授業の第14・15回は期末レポートの執筆
  • 「評価対象」とは「採点の対象」であることを意味し、単位を保障するものではない。
  • 不正行為厳禁

オフィス・アワー

宋、またはTAが研究室に待機し、事前予約なしに相談、質問などが可能な時間

  • 毎週木曜日3・5限(13時00分〜14時30分/16時20分〜17時50分)
  • 場所:TA227研究室(A棟の2階)
  • 上記の時間外は事前予約が必要(LMS、メール、対面)
    • songkansai-u.ac.jp

授業時間外のフィードバックについて

  • オフィス・アワー以外のフィードバック方法
    1. 対面(推奨)
      • 事前予約が必要(LMS、メール、対面、Discord等)
      • songkansai-u.ac.jp
    2. Discord(推奨)
      • Discordでフィードバックを受けたい場合は、事前に宋まで自分のDiscord IDを伝えること(LMSメッセージで)。宋からフレンド申請を行う。
  • 質問コーナー、メッセージ、メールの場合、相対的に返事が遅い。
    • 返事は平日10〜17時にすると思った方が良い。
    • すぐに返事ができたとしても数回のやり取りが必要となり、時間がかかる。
    • むろん、「正しい質問のやり方に自信がある」&「急いでいない」場合ならこれでもOK