楽天pパラメーターをパーシングする

作成日

2023年11月1日

更新日

2024年6月27日

概要

楽天インサイトから提供されるサンプルの場合、e、p、k、rrqパラメーターが渡されますが、ここでpは回答者の性別、年齢、都道府県となります。
Qualtricsを使った調査の場合、Web Service機能を使うことによって、このpパラメーターの解析（パーシング）が可能です。
調査段階で回答者の性別、年齢、都道府県の情報が取得できるため、Quotaとして使用することも可能です。

使い方

QualtricsのSurvey flowを開く。
楽天のパラメーター（e, p, k, rrq）を受け取るブロックの下にWeb Serviceブロックを追加する。
本スクリプトのパス（パラメーター付き）を入力する。
- pパラメーターは必須 / langパラメーターは任意
- 例）http://www.my_homepage.com/rpp.php?p=${e://Field/p}&lang=en
- www.my_homepage.com/rpp.phpの部分をスクリプト名のURLに置き換えてください。
- 「&lang=」が「en」なら都道府県名が英語、「jp」なら日本語、省略した場合は数字になります。
- つまり、都道府県を1〜47にしたい場合は「http://www.my_homepage.com/rpp.php?p=${e://Field/p}」だけで十分です。
「Test」をクリックする。
「All」をクリックし、下の「Add Embedded Data」をクリックする。
テストしてみる。

スクリプト

<?php
$pref_en = array("Hokkaido", "Aomori", "Iwate", "Miyagi", "Akita", "Yamagata", "Fukushima", 
                 "Ibaraki", "Tochigi", "Gunma", "Saitama", "Chiba", "Tokyo", "Kanagawa",
                 "Niigata", "Toyama", "Ishikawa", "Fukui", "Yamanashi", "Nagano", "Gifu", "Shizuoka", "Aichi", "Mie",
                 "Shiga", "Kyoto", "Osaka", "Hyogo", "Nara", "Wakayama", 
                 "Tottori", "Shimane", "Okayama", "Hiroshima", "Yamaguchi", 
                 "Tokushima", "Kagawa", "Ehime", "Kochi", 
                 "Fukuoka", "Saga", "Nagasaki", "Kumamoto", "Oita", "Miyazaki", "Kagoshima", "Okinawa");
$pref_jp = array("北海道", "青森県", "岩手県", "宮城県", "秋田県", "山形県", "福島県", 
                 "茨城県", "栃木県", "群馬県", "埼玉県", "千葉県", "東京都", "神奈川県", 
                 "新潟県", "富山県", "石川県", "福井県", "山梨県", "長野県", "岐阜県", "静岡県", "愛知県", "三重県", 
                 "滋賀県", "京都府", "大阪府", "兵庫県", "奈良県", "和歌山県", 
                 "鳥取県", "島根県", "岡山県", "広島県", "山口県", 
                 "徳島県", "香川県", "愛媛県", "高知県", 
                 "福岡県", "佐賀県", "長崎県", "熊本県", "大分県", "宮崎県", "鹿児島県", "沖縄県");

$p    = $_GET["p"];
$lang = $_GET["lang"];

$gender = substr($p, 0, 1);
$age    = substr($p, 1, 3);
$pref   = substr($p, 4, 2);

$pref = intval($pref);

if ($lang == "en") {
    $pref = $pref_en[$pref-1];
} elseif($lang == "jp") {
    $pref = $pref_jp[$pref-1];
} 

$returnarray = array();

$returnarray["gender"] = intval($gender);
$returnarray["age"]    = intval($age);
$returnarray["pref"]   = $pref;

print  json_encode($returnarray);
?>