[,1] [,2] [,3]
[1,] 1 4 7
[2,] 2 5 8
[3,] 3 6 9
[,1] [,2] [,3]
[1,] 1 2 3
[2,] 4 5 6
[3,] 7 8 9
TRUE
と FALSE
R で真を表す TRUE
と 偽を表す FALSE
は頻繁に利用する。
たとえば、行列を作るときに、byrow
に TRUE
を与えるか、FALSE
を与えるかで、結果が変わる。
[,1] [,2] [,3]
[1,] 1 4 7
[2,] 2 5 8
[3,] 3 6 9
[,1] [,2] [,3]
[1,] 1 2 3
[2,] 4 5 6
[3,] 7 8 9
TRUE
と FALSE
は、それぞれ省略して T
と F
をも書ける。 頻繁に使うので、このような書き方は一見すると便利である。
[,1] [,2] [,3]
[1,] 1 4 7
[2,] 2 5 8
[3,] 3 6 9
[,1] [,2] [,3]
[1,] 1 2 3
[2,] 4 5 6
[3,] 7 8 9
しかし、省略形を使うべきではない。省略形を使うと、次のような問題が起こりうる。
この例では、T
に FALSE
を代入した結果、T
が偽になっており、byrow = T
が bryow = FALSE
として処理されている。
上の書き方では、T
が TRUE
を意図しているのか、それとも FALSE
を意図しているのか、見分けるのが困難である。
タイプする文字数が少し増えるが、コードの可読性と保守性が高めるために、TRUE
と FALSE
は常に完全にスペルすべきだ。